「介護タクシーってなんのことだろう」「介護タクシーの料金やサービス内容を知りたい」
「介護タクシーの料金やサービス内容を知りたい」
この記事では介護タクシーの利用料金やサービス内容を詳しく解説しています。
この記事をみて介護タクシーについて詳しくなりましょう。
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介護タクシーとは
介護タクシーとは、体の不自由な人や要介護者が利用するためのタクシーのことです。
特徴としては車いすやストレッチャーのまま乗車できる車両を使用していることです。
ちなみに介護タクシーはあくまでも通称で、法律上規定されている名称ではありません。
介護士資格を持った運転手で、実際に介助行為ができるタクシーを「介護タクシー」と呼んでいます。
介護タクシーで使われる車両
介護タクシーで使われる車両としては、車いす専用のリフトやスロープが付いたワンボックス車が多いです。
例外として一般のタクシーと同様のセダン車を改造して使用することもあります。
介護料金の仕組み
介護料金の仕組みを以下の3つに分けて解説します。
- タクシー運賃
- 介助費用
- 介護機器レンタル費用
タクシー運賃
タクシー運賃の例を以下に示します。
予約料金 | 400円 |
距離制運賃 | 初乗り:780円/2km その後258mごと90円の場合:1,500円/2Km |
時間制運賃 | 1時間4,700円、以後30分単位で2,170円 |
参考:https://medicline.biz/price.html
運賃設定は、タクシー業者や利用する車両、走行地域などによって異なります。
事前に利用料金の見積もりができる業者も増えているので、利用前に確認するとよいでしょう。
介助費用
介助費用の目安を以下に示します。
基本介助(乗降介助) | 500~1,500円(乗降スタイルにより異なる) |
室内介助 | 1,000円 |
外出付き添い | 1,200円 |
病院内介助 | 900円(30分) |
介助費用は、介助内容や状況、利用時間などで費用が変わることが多いものです。
利用前に利用時の詳細を伝えて、どれくらい費用がかかるのかを把握しておくとよいでしょう。
介護機器レンタル費用
介護機器レンタル費用を以下に示します。
車椅子 | 無料~ |
ストレッチャー | 4,000円~ |
酸素吸入セット | 3,000円~ |
基本的に椅子やストレッチャーなどの介護器具はレンタル料金がかかります。
レンタル器具の有無は業者によって異なりますので、時間あたりなのか一日あたりなのかなど、予約時に確認しましょう。
介護タクシーは介護保険適用と適用外の2種類ある
介護タクシーは以下の2種類あります。
- 介護保険適用(訪問介護)
- 介護保険適用外(一般的なタクシーの福祉版)
介護保険適用(訪問介護)
介護保険適用(訪問介護)のサービスの特徴を以下に示します。
- 原則、要介護者以外は同乗できない
- 車の乗降など、ドライバーが介助してくれる
介護タクシーの大きな特徴は移動以外にも全般的に介助・支援してくれるところになります。
具体的なサービスとしては、起床、食事、入浴などの身体介護や買い物、掃除などです。
運転手は「介護職員初任者研修」などの介護の資格を持っているので安心です。
介護保険適用外(一般的なタクシーの福祉版)
一般的なタクシーの福祉版は、タクシーに車いす用のスロープやリフトなどの装備がついたものです。
サービスの特徴を以下に示します。
- 運転手が介護の資格を持っていない
- あくまでも乗せて移動するのみ
- 要介護者以外も同乗できる
- 車の乗降などでドライバーが介助してくれない
一般的なタクシーの福祉版は、要介護者や障がい者を乗せることが目的です。
介護タクシーを利用する方法
- 介護保険適用(訪問介護)の利用方法
- 介護保険適用外の利用方法
介護保険適用(訪問介護)の利用方法
介護保険適用(訪問介護)の利用方法するための手順を以下に示します。
- 要介護認定の申請
- 要介護認定
- ケアプランの作成
- 事業所の選択
要介護認定の申請
市区町村の役所や地域包括支援センターに要介護認定を申請する窓口に以下の3点を提出します。
- 介護保険要介護認定・要支援認定申請書
- 介護保険被保険者証または医療保険被保険者証
- 主治医意見書
申請の際は印鑑が必要です。
要介護認定
要介護認定の申請を出すと、調査員が自宅を訪問し、心身の状態や家族との面談が行われます。またかかりつけ医か指定の医者に意見書を作ってもらいます。
これらの情報をもとに一次判定、二次判定と進み、介護度が決定します。
ケアプランの作成
介護度が決まるとケアマネジャーという介護サービスのプランナーを紹介されます。
そして、ケアプランという介護サービスの計画書を作成します。
事務所の選択
ケアマネジャーのおすすめや使いたい訪問介護の事業所をよく考えましょう。
使いたい訪問介護が決まったらケアマネジャー経由で事業所と契約が進み、使えるようになります。
介護タクシーのサービス内容
介護タクシーのサービス内容は以下のとおりです。
出発時
- 着替えなどの準備介助
- 介護タクシーが利用者まで迎車
- タクシーまでの移動と乗車の介助
運転
- 目的地までの運転
目的地に到着
- 降車介助、目的の場所までの移動介助
- 通院時は受付及び受診科までの移動介助と病院スタッフへの声かけ
- 受診後の会計や薬の受け取りサポート
運転
- 利用者宅までの運転
帰宅時
- 降車介助、室内までの移動介助
- 必要に応じて着替えやおむつ交換等
上記のように移動と介助を両立させたサービスである点が特徴です。
介護保険適用外の利用方法
迎車可能な福祉タクシー業者をWEBで検索して送迎をお願いします。
Googleなどの検索窓に地名を入れると探しやすいですよ。
介護タクシーの注意点
介護タクシーの注意点は以下の5つです。
- タクシー移動だけの利用はできない
- 運転手は病院内の介助を行わない
- 原則として家族は同乗できない
- 介助の量によって別の介護サービスに切り替わることがある
- 体力を必要とする
タクシー移動だけの利用はできない
介護タクシーは移動だけの利用はできないので注意しましょう。
通院等乗降介助は、移動と介助がセットになったサービスです。
ケアマネジャーに相談して、必ず何らかの介助をケアプランに記載してもらいましょう。
運転手は病院内の介助を行わない
病院内の介助は、基本的に病院の看護師などがします。
すなわち運転手は病院内では介助を行いません。
例外として利用者が認知症などで見守りが必要な場合などは認められることもあります。
原則として家族は同乗できない
介護タクシーは原則として家族は同乗できないので注意しましょう。
通院等乗降介助は、付添人がいない要介護者のためのサービスです。すなわち原則として家族は同乗できません。
特別な事情がある人は、ケアマネジャーに相談しましょう。
介助の量によって別の介護サービスに切り替わることがある
介護タクシーは介助の量によって別の介護サービスに切り替わることがあるので注意しましょう。
運転手による介助量が増え、通院等乗降介助の範囲を超えた場合は訪問介護の別サービスに切り替わることがあります。
介助費用の負担も異なるので注意が必要になります。
体力を必要とする
介護タクシーは体力を必要とします。
通常のタクシー運転手の業務に介護の仕事を組み込んだ内容なので体力を使います。
日頃からトレーニングをして体力作りしておくことをおすすめします。
まとめ
今回は介護タクシーの利用料金やサービス内容を詳しく解説しました。
介護タクシーとは、体の不自由な人や要介護者が利用するためのタクシーのことです。
特徴としては車いすやストレッチャーのまま乗車できる車両を使用していることがあります。
事前に特徴を理解してから利用するとよいでしょう。
この記事を参考にぜひ介護タクシーを利用してみてください
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