「エスライドのメリットとデメリットが知りたい」
タクシーアプリはいろいろありますが、自分に向いているアプリを選ばないとお得に使えません。
本記事では、タクシーアプリエスライドの概要と併せて、メリット・デメリットについても解説します。
目次
【タクシー アプリ】エスライドとは

タクシーアプリS.RIDE(エスライド)は、S.RIDE株式会社(以前は「みんなのタクシー会社」として知られていました)が2019年4月16日から東京都内で展開している配車および決済代行サービスです。
このプロジェクトは、株式会社グリーンキャブ、国際自動車株式会社、寿交通株式会社、大和自動車交通株式会社、株式会社チェッカーキャブなどの大手タクシー会社5社と、ソニーグループ株式会社、ソニーペイメントサービス株式会社の7社が協力して立ち上げました。
これらのタクシー会社は、東京都内で最大規模の1万台以上のタクシー車両を保有しています。この強力なパートナーシップにより、彼らは東京都を中心に、移動サービスの提供を開始しました。
現在、このサービスは東京、神奈川、埼玉、名古屋といった主要都市で利用でき、サービスエリアは次々に拡大しています。さらに、2021年7月からは大阪でも利用可能となり、更なる展開が期待されています。
【タクシー アプリ】エスライドの対応エリア

各地の大手タクシー事業者と提携し、東京23区、三鷹市、武蔵野市、埼玉県、神奈川県、千葉県、茨城県、愛知(名古屋市)、大阪、宮崎と大都市圏を中心に利用ができます。今後も順次拡大が予想されます。
【タクシー アプリ】エスライドのメリット

エスライドのメリットは以下のとおりです。
- アプリ内で決済することが可能
- 事前に運賃を確定することが可能
- 東京メトロのアプリと連携している
- 独自のキャンペーンを実施している
- タクシーのナンバー・無線番号が分かる
- タクシーを待つ時間が短い
アプリ内で決済することが可能
S.RIDE(エスライド)アプリは、その利便性を一層高めるために事前のクレジットカード登録によるネット決済をサポートしています。さらに、『S.RIDE WALLET』と連携することで、Apple Pay、au Pay、d払い、LINE Pay、楽天ペイといった主要なコード決済(QR決済)にも対応しています。
二次元バーコードをスキャンするだけで決済が完了するこのシステムは、現金を手間取ることなく、素早く簡単に支払いを行うことを可能にします。
さらに、アプリから利用明細を発行することが可能なので、経費精算や領収書の管理が必要な場合でも、もし紙の領収書を失くしたとしても問題ありません。これら全ての機能が、S.RIDEの使い勝手の良さを支えています。
事前に運賃を確定することが可能
タクシーの利用者の中には、運転手が不必要に迂回しているのではないかと懸念する方もいらっしゃるでしょう。そこでS.RIDEアプリは、事前に運賃を確認できる機能を提供しています。これにより、運転手が表示された運賃通りに移動するかどうかを確認することが可能となり、ユーザーの安心に繋がります。
アプリでは、地図上の目的地までの走行距離から運賃が自動的に計算されます。これにより、もし思わぬ大渋滞に遭遇したとしても、あらかじめ運賃が確定しているため、料金について心配する必要はありません。
東京メトロのアプリと連携している
2020年から、S.RIDEはMaaS(Mobility as a Service)機能を提供する『東京メトロmy!アプリ』と連携を開始しました。
このパートナーシップの一環として、『東京メトロmy!アプリ』でのルート検索にタクシーの経路が表示された際、ユーザーは「タクシーを呼ぶ」オプションを選択すると、S.RIDEを選択できるようになりました。
もしユーザーが目指す行き先がS.RIDEのサービスエリア内であれば、『東京メトロmy!アプリ』からS.RIDEへ経路情報が連携され、タクシーの配車が行われます。これにより、さらに便利な移動体験が提供されるようになりました。
独自のキャンペーンを実施している
S.RIDEは、ユーザーへの特典を提供するためのユニークなキャンペーン『ライドプログラム』を運営しています。
このプログラムでは、S.RIDE WALLETを除いてS.RIDE経由でタクシーを呼び出すたびに1ライドポイントが付与されます。そして、これらのポイントが10ポイントに達すると、抽選券が発行されます。これにより、毎月変わるスペシャルギフトの抽選に参加できます。これは、ユーザーにとって非常に価値あるプログラムとなっています。
タクシーのナンバー・無線番号が分かる
S.RIDEを使用してタクシーを予約する際には、アプリ内にそのタクシーのナンバーや無線番号が表示されます。これにより、予約したタクシーが確かにピックアップに来たものであることを確認できます。
ただし、特筆すべき点として、アプリ上に表示されるタクシーのアイコンと、実際に到着するタクシーの行灯(タクシーの屋根上にある表示灯)が異なる場合があることを理解しておくことが重要です。
タクシーを待つ時間が短い
S.RIDEを通じて、東京の多数のタクシー車両から最も近いタクシーを迅速に手配することが可能です。これにより、タクシーの呼び出しから配車までが非常に速やかに進行します。
さらに、配車の依頼後にはタクシーの到着予定時間が明示されるので、待ち時間を心配することなく、有意義に過ごせます。
また、配車後に予定が変更になった場合でも、アプリ上の「キャンセルボタン」をタップするだけで簡単にキャンセルが可能です。ただし、頻繁なキャンセルはアカウントが一時的に停止される可能性があるため、注意が必要です。
【タクシー アプリ】エスライドのデメリット

エスライドのデメリットは以下のとおりです。
- タクシーを複数呼べない
- 対応していないエリアもある
- 配車をキャンセルされる可能性がある
タクシーを複数呼べない
S.RIDEアプリを使用してタクシーを手配する場合、一度に複数のタクシーを呼ぶことはできません。もし複数台のタクシーが必要な場合は、他のタクシー配車アプリを併用するか、直接タクシー会社に連絡して複数台を手配する必要があります。
複数のアプリを組み合わせて使用する際には、S.RIDEとDiDiまたはGOの組み合わせが推奨されます。DiDiやGOは頻繁にクーポンを提供しているため、これを利用すればタクシーによる移動費を抑えることが可能です。
対応していないエリアもある
S.RIDEは全ての地域で利用可能な訳ではなく、対応していない都道府県や市区町村が存在します。そのため、利用する際はサービス対応エリアを確認しておくことが重要です。
特にS.RIDEは、東京都や大阪府、愛知県などのビジネスエリアに焦点を当てているため、北海道や沖縄などの観光地域では利用できない場合が多いです。
配車をキャンセルされる可能性がある
S.RIDEの一部の欠点としては、タクシー配車がキャンセルされる可能性があることが挙げられます。特に交通の混雑状況により、ドライバーが予定した時間内にピックアップに到着できない場合、配車がキャンセルされることがあります。
「長い間待って結局タクシーが来なかった」や「配車がキャンセルされて予定に遅れてしまった」といった不満の声も存在します。そのため、タクシー配車アプリを利用する際は、余裕をもって配車の手配をすることが推奨されます。
まとめ
今回は【タクシー アプリ】エスライド(S.RIDE)の概要と併せて、メリット・デメリットを解説しました。
事前に把握すると、エスライドをスムーズに使いこなせます。
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