タクシーに自転車を乗せたいけれど、断られたらどうしよう…
大切な自転車、傷をつけずに運べるのかな…
この記事では、以前、私がタクシーへの自転車の持ち込みについて調べ、実際に試して得た、確実な方法と注意点をご紹介します。
タクシーに自転車は持ち込めます。ただし、自転車の種類や利用するタクシー会社によっては、注意が必要です。
この記事を読めば、あなたの自転車にぴったりのタクシーの見つけ方、積み込み方、トラブルを避けるためのコツがわかります。さあ、自転車と一緒に、快適な移動を実現しましょう!
目次
タクシーは自転車を持ち込みできるのか?

結論、タクシーに自転車を持ち込むことができます。
しかし、種類によるので注意しましょう。
自転車といっても「3人乗り自転車」は大きいため、タクシーに乗りません。
事前にタクシー会社に確認することで、把握できます。
関連記事:タクシー料金の目安を知るには仕組みの理解が大切|追加料金についても解説
タクシーに自転車を乗せる方法

タクシーに自転車を乗せる方法は以下のとおりです。
- 積み込みと固定の方法
- タクシーの車外に固定する方法
順番に解説します。
積み込みと固定の方法
タクシーに自転車を積むときは、乗務員と一緒に積み込みましょう。
車内を傷つけないよう、慎重に行ってください。自転車が倒れないようにしっかり固定することが大切です。
タクシー会社によっては固定用のベルトやロープを用意している場合がありますので、乗務員にお尋ねください。
もし備え付けの固定具がない場合は、お客様ご自身でご用意いただくか、乗務員にご相談ください。
不安定なまま走行すると、自転車が破損したり、事故につながったりする恐れがあります。安全のため、確実に固定するようお願いいたします。
関連記事:タクシー通勤は通勤手当になる?なるパターンを詳しく解説
タクシーの車外に固定する方法
サイクルキャリアという固定器具を使えば、自転車を折りたたんだり分解したりせずに運べます。
サイクルキャリアには、主に次の3つの種類があります。
ルーフマウントタイプ: 車の屋根に設置したレールに自転車のタイヤを固定して運びます。
簡単に設置でき、安定性も高く、しっかりと自転車を積めるのが魅力です。
リヤマウントタイプ: 車両後部のバックドアやリヤゲートに取り付け、車体やタイヤを固定して運びます。比較的コンパクトに積載できますが、対応車種が限られるため、利用できるタクシーが少ないのが難点です。
トウバーマウントタイプ: トウバーやヒッチメンバーといった牽引装置に取り付けます。自転車の積み下ろしが楽に行えるのがメリットです。
タクシーに自転車を乗せる際の注意点

タクシーに自転車を乗せる際の注意点は以下のとおりです。
- 自転車の大きさに注意する
- 降車時・トラブル発生時の注意点:確認と対応
順番に解説します。
自転車の大きさに注意する
タクシーに自転車を積む場合は、事前にタクシー会社へお問い合わせください。
自転車の積載に対応しているかどうかは会社によって異なり、積める自転車の種類にも制限がある場合があります。
ご利用予定のタクシー会社が対応可能か、また、お持ちの自転車(ロードバイク、折りたたみ自転車など)が積めるかどうかを、電話や公式サイトでご確認ください。
特に、大きめの自転車や特殊な形の自転車の場合は、事前に詳細をお伝えいただくとスムーズです。事前の確認が、当日のトラブルを防ぎ、気持ちよくご利用いただくために大切です。
降車時・トラブル発生時の注意点:確認と対応
自転車を降ろす際は、車体に傷や破損がないか、乗務員と一緒にご確認ください。
万が一、乗車中に自転車の破損や車内の汚れなど、何かトラブルが起きた場合は、すぐに乗務員にお知らせいただき、指示をお待ちください。
その際、連絡先や担当者名、状況などを記録しておくと、その後のやり取りがスムーズになります。
落ち着いて対応いただくことが大切です。事前にタクシー会社の緊急連絡先を控えておかれると、より安心です。
自転車を乗せるのに適したタクシーとは?

タクシーには、一般的なセダンタイプの他に、さまざまな種類があります。「ミニバンタクシー」「サイクルレスキュータクシー」「UDタクシー」の3種類は、自転車の積載に適しています。
ミニバンタクシー
大人数での移動や、大きな荷物があるときに便利なのが、ミニバンタイプのタクシーです。
車内が広々としているため、自転車も積みやすくなっています。
ミニバンタクシーは車種指定料金がかかるため、セダンタイプよりも運賃は高くなりますが、複数人で自転車を運ぶ場合は、ミニバンタクシー1台の方が効率的なこともあります。予約制なので、自転車を積むことを事前に伝えておきましょう。
サイクルタクシー(サイクルレスキュータクシー)
サイクルタクシーは、自転車を運ぶためのサイクルキャリアを装備したタクシーです。
自転車を分解せずにそのまま積めるのが最大のメリット。パンクなどのトラブルに対応してくれる「サイクルレスキュータクシー」というタイプもあります。
UDタクシー
UDタクシーは、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れたタクシーです。誰もが使いやすいように設計されており、車内スペースも広いため、自転車も積みやすくなっています。
タクシーに乗せられる荷物のサイズ

タクシーに乗せられる荷物のサイズを車の種類別で解説します。
- ジャンボタクシー
- セダンタイプのタクシー
順番に解説します。
セダンタイプのタクシー
一般的なセダンタイプのタクシーのトランクは、およそ横150cm×奥行き65cm×高さ45cmの大きさです。
このサイズに収まるものであれば、ギターなどの楽器や、野球用バット、ゴルフバッグなども積むことができます。
ジャンボタクシー
最近よく見かけるジャパンタクシーは、広い荷室が特徴です。例えば、スーツケースなら2個、ゴルフバッグなら約4個を収納できます。
荷室の広さは401L(VDA方式)、後部ドアは、スーツケース1個分程度のスペースがあれば開閉可能です。
車いすも積めるほどの広さがあり、さまざまなシーンで利用されています。後部座席もセダンタイプより広々としているため、乗車人数によっては、座席にも荷物を置けます。
まとめ
タクシーに自転車を持ち込む際は、自転車の種類と、利用するタクシー会社への事前確認が重要です。
折りたたみ自転車は多くのタクシーで積載できますが、ロードバイクなどはタクシー会社や車種によって異なります。なお、3人乗り自転車は基本的に積載できません。
車内に自転車を積む場合は、乗務員と一緒に、車内を傷つけないよう慎重に積み込みましょう。
固定具の有無も確認してください。サイクルキャリア付きのタクシーであれば、自転車を分解せずに積めますが、対応しているタクシーは限られています。
ミニバンタクシーやUDタクシーも、自転車を積みやすいタクシーです。
降車時には、自転車に破損がないか確認するのを忘れないようにしましょう。
万が一トラブルが起きた場合は、すぐに乗務員に報告し、連絡先などを記録しておくと、その後のやり取りがスムーズになります。
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